１６旗門で旗門間の距離を仮に４mとして計算すると、滑走距離は約６８ｍ。ほぼ秒速4mでの滑走となります。
１位から３位までの差０.１秒は約４０cm。有って無きような差なのか、大きなモノなのかは判断しかねますが、ここで注目したいのは藤井選手のフォーム。ご存じの通り藤井選手は全日本技術選手権で上位に入る選手です。海野さんも都連代表で本戦に出られている人で、インラインスキーでは超有名ですね。

　藤井選手のフォームは、非常にオーソドックスな外傾を腰から作ってポールをクリアしています。他の選手には見られない体の使い方です。私の持論(大したことじゃないんですが)では、槻橋選手のようなフォームの方が早いと思っていたのですが、今回見事に凹まされてしまいました。(笑)