インラインスケートスラローム大会 in モンデウス 2003 参加レポート

2003/07/27
岐阜県インラインスケート協会主催の
インラインスケートスラローム大会 in モンデウス 2003が行われました。
161名のエントリーが有ったようです。

リザルトはこちらに 滑走動画はこちら 写真集

チーム「あっちょんぶりけ」は「ソニー厚木チーム」と共に参加して、11名中5名が入賞!
そのうち
2名が優勝!!!
なかなかの好成績を得ることが出来ました。

昨年はGSとSLそれぞれ2本づつ4本滑っての競技でしたが、
今年はコースを延長し2本のみの計測で競います。
この延長した100mが結構きつかったらしい人も居たようです。
私としては更に50mぐらい長くして欲しいのだけど...

このモンデウス大会はとても楽しいです。
来年も行われると思いますので、是非参加されてみてはいかがでしょうか。
大会スタッフの「やる気」がビシビシ伝わってくる、良い大会です。

以下にそれぞれの入賞者を...


女子オープンクラス 優勝:木村明子、2位:槻橋聡美、3位:田中 愛、

女子オープンクラスは、この3人のレースと言っていいほど
他の選手との実力差が開いていました。
私にとってかなり興味深かった『女の対決』でした(笑)。

優勝のきむあきさん
今シーズンスピード系競技の為にRBライトニング5輪を購入。
気合い入ってましたね〜
インラインアルペンスキー界(そんなモノがあるんか?笑)では、女王と言っていいでしょう。

その女王を脅かしているのが2位のさとぴーさん
先月行われた彩湖道満カップ番外編GS競技で、優勝!。常勝のきむあきさんに土を付けました。
こんかい同じくRBライトニング4輪のフレームを5輪に付け替え参戦。
昨年と同じ2位には、ちょっと納得できない処があったかな?

いまや長良川の顔、昨年優勝者のあいねぇさん
1本目残念なことにゴール手前で転倒。大きくタイムロスをしてしまいました。
それでも2本目は気合いを入れ直して気迫の滑りでしたね。
かなり追い上げて、3位まで上げて来たのはさすが。
今回たくさんお話しさせて頂きました。ありがとう。


男子シニアクラス 優勝:冨田雅昭、2位:中田 一、3位:仲木戸 実、

腰の怪我や、足首の捻挫とコンデションは良くなかったモノの、何とか優勝することが出来ました。
クラス別とはいえ、優勝はやっぱり嬉しいモノですね。

大会パンフレットに『大会有力選手』として
前年度優勝の中田一さん、私、実力者の板東浩さんがリストアップされていました。もう一人去年二位の高岸さんが来れば三位までの入賞自体難しいと思われる面子です。しかし高岸さんはエントリーされていないので、誰が優勝するのか?に注目です。

去年より100m程距離が伸び、280mとなったコースに、1本目29旗門のポールがセットされてレースが始まりました。セット自体はGS的なインターバルで、振り幅も少なく「いけいけどんどん!」でした。
1本目の結果は板東さんが41.53でリード、続いて私が0.77秒遅く42.30、中田さんが私より0.01秒の僅差で続きました。やはり振り幅の少ないセットではスピードスケーターの板東さんが強い。
4位の選手は更に2秒ほど離れて、この時点で優勝はこの3名に絞られた感じです。

そして2本目のセットは旗門が3本増え、やや細かいインターバルで、リズム変化が大きなコースとなりました。こういうセットはスキーヤーが「先を読みながら滑る事」に慣れているので、やや有利かも?

一本目の持ちタイムが多い人からのスタートで、ラップの人が最後に滑ります。
中田さんが勢いよくスタートしていくのを見て、気合いが入りました。
私の一本目はいつもの事ですが身体が動かず「よたよた滑り」で、きむあきに「見ていて心配になっちゃいましたぁ」と言われるほどだったのですが、2本目は割とスピードに乗せることが出来ました。
ゴールした時に、電光掲示板に残っていた中田さんのタイムより良かったので、「2位は確定か?」と皮算用していたら、板東さんがなかなかゴールしません。滑走中に転倒し、DQとなってしまったそうです。
その結果「
棚ぼた優勝が決まりました」

今回ブーツについて悩みました。
レーシングブーツが早いのは解っているのですが、ターンする際の踏ん張りはハイカフブーツの方が支えてくれます。そして捻挫をしていて痛みがある右足首が不安定なので、サロモンTR−9に5輪フレームを付け出場することに決めました。結果が良かったので、この組み合わせで今回は良かったのでしょう。
ウィールはサロモンの80mm83Aマイクロコアを使いました。(安かったし)

去年はクラス3位で、総合11位だったんだけど、
今回はクラス1位でも、総合では12位と下がってしまった。
明らかに今年の滑りの方が良かったはずなのに。
全体のレベルが上がったって事だろうね。
来年は更に上がるだろうから、二つ目の目標だった「全体で一桁順位」は難しくなるかもなぁ...。


男子オープンクラス 優勝:伊佐治祐太、2位:田中恒嗣(前年度優勝者)、
3位:寺田良太(前年度2位)、4位:槻橋正峰、
5位:内藤昌志、6位、高橋秀明(前年度3位)

55名ものエントリーが有った男子オープンクラス。
トップ9までの選手は、シニア優勝者のタイムよりも早い。(当然だよね)
なかなか面白い戦いが展開されました。
特に入賞者6名はハイレベルで、その滑りには迫力が有り、見応えがありました。

優勝の伊佐治選手
昨年も良い滑りをしていたのですが、4本中3本でミスが出て沈没。
今回リベンジに成功しました。ブーツはパワースライドR2+84mm用Spirit Frame
これに80mmウィールを付けて疾走していました。

2位のがくちゃんは2連覇ならず!
それでも圧倒的な滑りで優勝に絡んでいました。さすがです。
今回お話しさせていただいて嬉しかったですね。
BONT+Powerslideの84mmVisionフレームに、5輪とも84mm83Aウィール。

3位は寺田良太選手
インラインスケーターなら多くの人が知っていますね。
今年はブーツをサロモンに変えての登場でした。

4位はつっきー
去年の5位から一つ順位を上げましたが、ゴール前での転倒や、
重いテクニカCT−7の改造5輪シューズと言うハンデを背負って、この成績は立派です。

5位は内藤選手
彩湖道満カップ2連覇中の内藤選手は、上位選手唯一の4輪で初参加。
さすがの滑りで上位に食い込みましたが、やはり4輪では苦しいのかも?
5輪スケートに興味津々のようで、来年は注目です。今回はサロモンTR−9。

6位は高橋選手
白馬大会やこのモンデウス、木島平で圧倒的に早い高橋選手は、
サロモンTR−9に5輪フレームを付け出場されていました。私と同じ組み合わせです。
「今日のセットはこのブーツではタイムが出ないみたいです」と言われていたのが
同じブーツを履いた私には気になる処。

上位滑走者のムービーを、ビデオCDに編集する予定です。
興味のある方にお分けできるかも知れません。この件は後ほど・・・


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