bearing のmaintenance
ベアリングメンテナンス講座 初・中級編

いろいろなやり方でメンテナンスしてみましたが、この方法が一番簡単できれいになりました。
他にも良い方法があるかもしれませんけど…お試し下さい。


ベアリングのシールド(ふた)を外します。

Cリングの物は画鋲か安全ピンを切れ目に引っかけて外し、ゴムシールドの物(NSKなど)は小さなマイナスドライバーなどで外します。
蓋がカシメてある物は、小さなマイナスドライバーなどでこじって、片側だけ外してしまいましょう。
そんなに大変ではありません。

# この時怪我しないようにご注意下さい。


ひどく汚れている場合は、ティッシュなどで拭いてから瓶に入れます。
しっかり締まる蓋の瓶はホームセンターなどで売っています。\100ぐらい。

ガソリンをSSで買ってきて入れます。火気厳禁!


細かくシェイクします。

2〜3分シェイクするとこんな感じに汚れが溶け落ちます。

ガソリンを入れ替えてもう一度シェイク!


3度目の洗浄の時に、ガソリン+モーターオイルを小さじ半杯〜一杯ほど一緒に入れ、またまたシェイク!

モーターオイルを溶かし込むことによって、乾燥させた後オイルの皮膜が残り、錆からbearingを守ってくれます。

短時間の使用ならこのまま乾燥させただけで使えます。
かなり回りが良いです。持ちませんけど…


キッチンペーパーなどの上に広げて乾燥させます。
雨上がりなど、ほこりの少ない日を選ぶか、場所を選んで下さい。

1〜2時間乾燥させれば、ガソリンは揮発してしまっています。

後は専用のオイルか、ミシン油を3〜4滴垂らして蓋をすれば出来上がり。

こじ開けてしまって、片方のシールドが無いbearingは空いている方をウィールの内部に向けて装着すれば問題有りません。

この他にも超音波洗浄機を使用する方法などが有ります。凄く良く回るようになります。
知りたい方はメールでも下さい。

洗浄に使った廃ガソリンはSSに持っていくと処分してくれます。
運が良ければ無料で??? 私は4リットル缶を二つもらってきて使っています。
# 保管には注意して下さい。

シェイクしてガソリンを取り替える際に、ベアリングを回しておくと良い感じで汚れが落ちます。

ウィールに装着した後、ベアリングに付いているオイル分をティッシュなどで拭き取っておきましょう。オイル分が残っていると、ほこりが付きやすくなります。
(外に出ている部分だけ拭けばOK