02-03 志賀スキーテスト 

GW前半、志賀の一ノ瀬で来期SKI(競技用)の試乗をしてきました。
下記は個人的なインプレッションです。

どんな関係?
サロモンから販売されるヘルメット、アンケートに答えるT氏
ネパールカリー屋で昼食、一皿に盛る定食は「タリー」と呼びます。このほかに「ナァン」が付いてきます。味は…まぁまぁ。
O氏と平沢選手のスラ板
GS板:試乗した競技用板は下記の8台。

・ELAN GSX 183cm
・HEAD iGS(with VIST) (平板、写真左)180cm 185cm
・NORDICA K12 GS 175cm
・FISCHER RC4 WC.COMPETITION 183cm
・SALOMON Equip 10 2V Poweraxerace 190cm 180cm
・OGASAKA GS(FIS) 180cm

結論:私個人の一番評価はSALOMON190cmと・HEAD iGS 185cm の2台。
どちらも甲乙付けがたい。

HEAD iGS 185cm は、プロレーサー「ライスマン小野」氏に提供されているその板で、しっかりチューンしてあった。180cmはいわゆる試乗会用に簡易チューン?しかしていない為、エッジが逃げる感覚があったので評価はやや低い。ちゃんとチューンして有ればかなり使えるかも?
 その185cmは良かった! とてもしなやかで、切れる、走る、ターン導入も楽、回る、バタつかない。かなりGood。この一台だけホンチャンチューンしてあったので、アドバンテージが有ったと思う。それを勘案しても良かった。Rは全サイズ21mかな? この板はここ一発の早さは
たぶん凄いと思う。
 HEADの方がSALOMONよりややシビアに感じたが、フリースキーでの快感度はHEADが上。雪面の感覚を良く伝えてくれる。こんな板が欲しかった。

SALOMON Equip 10 2V 190cmは、R24mとは思えぬ程良く回るし、圧を解放する時に走る感覚がとても気に入った。新しい感覚だった。今回レンタルビンディングと言う事や、185cmの試乗板が無かったことから、長さについては185cmが良いのか190cmが良いのか迷うところだ。
 SALOMONは良い意味で、ぼやけた情報しか乗り手に伝えない。板がオートマティックにターンを仕上げてくれるように感じた。要するに板が助けてくれるって感じだ。荒れたバーンなど、条件が厳しくなればなるほどSALOMONが有利じゃなかろうか。 ミスを減らして結果を出しに行くなら、185cmかな…?
 メーカーの人に聞いた話では、「レンタルビンディングではCOMPと違い、ソリッド感は出ないのでその分を考慮して下さい。」との事です。ふ〜ん、ならば185でも良いのかな?

ELAN GSX 183cm かなり期待していた板だったが…。板が細いせいか安定感に不安がある。板に落ち着きがない感じがした。<チューンの問題かもしれない?

NORDICA K12 GS 175cm 悪くはないが、このくらいの板なら他にも…。

OGASAKA GS(FIS) 180cm 小賀坂も期待していた板。かなり良い感じに仕上がっているが、HEAD iGSとSALOMON Equip 10 2Vを履いてしまった後では印象が薄い。平均点は高いのだが…。2番手グループかな。

FISCHER RC4 WC.COMPETITION 183cm たぶん去年の板と今年の板で好みが分かれるように感じた。良く回るようになったが、平板のソリッド感が少なくなったような…。やはり相対評価してしまうと2番手グループの上位。去年の板でどうしてもアンダー気味で滑ってしまう人にはお勧めかも?

*乗ってみたかったATOMIC 11.21には時間が無くて試乗できず。何人かの友人から「良い板だよ」と聞いていただけにちょっと残念。

2002/4/28

SL板はあまり乗らなかったのでコメント出来ない。 O氏は蛙エラン163が一番良かったようだ。
あ、ATOMIC 11.12 157cm はよかった。安定感があって良く曲がる。
FISCHER SC より好きだなぁ。

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