自作ファインコートシステム途中経過(笑)
自家製ファインコートの4回目。

 今日チューンから上がってきたスキー elan HCX を、柔らかいWAXを厚めに塗り、ファインコートボックス(実は断熱処理した段ボール箱)(笑)に入れ、120分加熱&保温しました。

 熱源である布団乾燥機には450Wと600Wの2段切替があり、初めの約30分は600Wで加熱、残りの1.5時間は450Wで保温した。

 温風吹き出し近くのAir温度は70度。ボックスの反対側は65度となった(加熱開始一時間後に計測)。温度管理はまぁまぁかな? (^_^;)

 で、取り出して見た滑走面の写真が上のとおり。滑走面から気泡が出たのか小さなつぶつぶ状にざらざらしている。エッジが錆びて見えるのはワックスが被っているためで、実際はぴかぴかです。(^^ゞ

 板に加熱による悪影響がなければ、これはなかなか良い鴨。

 聞く処によるとアルペンワールドカップの現場ではファインコートが大流行らしいです。
 でも、M'sから出たV-サーモの方がもっと浸透して板には良いと思えますねぇ。チューンショップのタクトで入れてもらいました。アイスバーンで一日滑ってもベースバーンがほとんど出来ない。出来てもブラシをかければ消えてしまう。こいつは良いです。

18/04/2001

ファインコートのシステム構造(笑)

布団乾燥機とSKI梱包用の段ボール箱。

その段ボール箱の内側に保温用の銀マットを張って完成。超簡単。

誰にでも作れます(^^ゞ

注意点:
温度管理を誤ると板が剥離したり、変質して使い物にならなくなる事が予想されます。

 私は65度以下になるように設定しました。
本来ならサーモスタットなどで温度管理できるのが良いのでしょうが、そんなに何回も使うモノじゃないし・・・

※同じ事をされる方は自己責任でお願いしますね。
 私は責任持てませんので。

 

 友人のO君(アルペンの国体選手)が本格的なファインコートのシステムを作りました。
 こちらにレポート

 TOKOの物よりも高性能<キッパリ(笑)。二つのヒーターと二つの温度センサーをシンクロさせて温度管理を行う物。
 近い内に写真付きでレポートします。(#材料・部品代で\100,000以内で出来たそうな、本物は\1,000,000以上)
 センサースイッチをパソコンに接続して温度の高低をプログラムしたいとか…(笑) 凄いですねぇ。

 WAX浸透のノウハウもかなり高まってきたようです、来期は私もお願いしちゃうと思います。
 そこら辺のチューンナップショップよりも丁重にやってくれるし…。お友達価格でやってくれるそうです(笑)。