山小屋建設記
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ドームハウス

一番の問題が解決したので、いよいよ話が具体化してきた。

つぎは、資金問題と、どんな小屋を建てるかが問題である。

 一番年のOBでも50歳に満たない連中で、上の方は子育ての中で最も金の掛かる時期だし、年少のOBたちは当然の事ながら給料は少ないしで、あまりお金のかかるものは建てられない。以前から私が関心を持っていたジオデシック・ドームを用いた構造にしたらどうだろうと提案した。その時は丸太を組んで作るログハウスを作りたいと言った声が多かったのだが、費用が嵩むのが問題になっていた。

 結局ドームハウスに決まり、準備が始められていった。ジオデシックドームの三角形パネル制作には、正確な角度を出せる本格的な木工制作機械が必要だ。それはなかなか手に入れることは出来ないし、工場を借りることもなかなか難しい。と言うことで、当時、海老名に居を構えていた、ドームハウスのパネル制作をしているDFKの森川氏を探し当て、制作の依頼を申し込むことにした。ここがなかなか良心的なところで、自分たちで制作する費用とさほど変わらない金額で、引き受けてくれたのだった。(この写真は見本)

 

伐採・整地

 95年5月。パネルの発注も済み、いよいよ伐採・整地といった土木工事が始まる。工事は自分たちで全部やりたいので、連休は言うに及ばず、普段の土日も簗場通いの日々が始まることになる。

 OB会員の中には道路工事を手がける会社の経営者や、水処理関係のプロ、測量会社の経営者、1級建築士などこの方面では多氏多彩で、一気に工事は進んでしまい。私などは、呆気にとられるばかりであった。

5月の連休の内に樹木の伐採が終了し、整地まで出来てしまった。次は基礎工事だ。

基礎工事

基礎工事も会員の中のプロに任せている内に、出来てしまった。一般の人がこの辺をやろうとするとたいへんな思いをしなければならないので、人の和が有ると言うことはとってもありがたいものだなと感じ入ったものでした。


  

 

パネル組立

 夏休みを使っていよいよドームハウス建設のハイライト、パネル組立である。何とか冬が来る前に防水工事を終わらせ、一冬十分に積雪に耐えられるようにしなければならない。したがって残された時間は少なく、気合いが入ってみんなが集まった。(9/21)

以下続きます・・・ちょっとまってね m(__)m

 

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